香川県
名称 ふりがな 区市町村 付帯情報 形式 諸元 完成年 文化財等 ランク 評価情報 出典
変更 石舟のアーチ橋(元)石舟眼鏡橋 高松市<(稜歌)国分寺町から移設> 人道、四国村<金毘羅街道/石舟池の余水吐> 石アーチ(鷲ノ山石=角閃安山岩質凝灰岩,太鼓形) 2.96m(A) 国登録 石工: 兎子尾与次郎・米吉/楔石: 唐獅子と滝登りの鯉の浮彫/幹線道路ながら当初から人道用/陶眼鏡橋(下記)と強い関連性 香川p194/石橋n10
追加 北浜物揚場岸壁 きたはま 高松市 高松港(現・フェリー乗り場の東側) 石護岸(切石布積,花崗岩) 長約230m 昭和 3 宇高鉄道連絡航路による高松港の発展を物語る唯一の残存施設として貴重 香川p214
追加 元山駅舎 もとやま 高松市 琴電・長尾線<高松電気軌道> 木建造物(切妻屋根) 明治45 明治の小型駅舎/鋸歯状の軒板飾り/破風中央(拝み、木尻)に懸魚状の繰形 香川p155
追加 屋島山上駅舎/(旧)山上南嶺駅舎 やしまさんじょう 高松市 屋島登山鉄道 RC建造物(ろく屋根,2階建) 昭和 4→平成16休業 当時としては未来的な(デ・スティル派、ライト派の要素)モダン建築 香川p187/駅舎再発見p8・147
追加 松尾池堰堤・公渕池堰堤 底樋管 まつお、きんぶち 高松市 四箇池土地改良区 (松尾)煉瓦樋管、(公渕)C樋管 (松尾)幅約1.1m(アーチ)、(公渕)幅1.2m(アーチ) 昭和初(松尾)、昭和 8(公渕) 溜池密度全国一の香川県の地域性を感じさせる構造物/楯状迫石(両樋管とも) 香川p73
変更 鍋島灯台 (元)吏員退息所 高松市<坂出市(鍋島)から移設> 石建造物(寄棟屋根) 国登録 香川p225
変更 江埼灯台 (元)吏員退息所 高松市<兵庫/(津名)北淡町から移設> 石建造物(寄棟屋根) 国登録
変更 クダコ島灯台 (元)吏員退息所 高松市<愛媛/(温泉)中島町から移設> 煉瓦モルタル建造物(半切妻屋根) 国登録
変更 男木島灯台 高松市(男木島) 石灯台(円形,御影石) 燈A/選奨土木遺産 明治期の灯台/石肌露出(無塗装=非常に珍しい)/外周を取り巻く2段式の石壁(下部の石垣が花崗岩、上部の石塀が安山岩)が特徴的/映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台 /香川p226/灯台50選p80
変更 男木島灯台 (旧)吏員退息所 高松市(男木島) 煉瓦モルタル壁建造物(寄棟屋根) 明治28→昭和62無人化→平成6資料館 玄関上部にアーチ形のはめ殺し窓/旧吏員退息所を灯台資料館として開館/外壁の石積風目地は改修時に改変されたもの 香川p226
変更 高松市水道資料館(歴史舘)御殿浄水場 (旧)ポンプ室 たかまつ(ごてんじょう 高松市 木建造物(切妻屋根) 大正 7→昭和62資料館 国登録 非常に装飾的な洋風の木造建物(妻部の半円アーチ窓とその上にある大きな洋風の鬼瓦)/地下のポンプ室が機械とともに残る /香川p254/水道百選p101/見方土木p108
追加 男木島集落の石垣路地 おぎじま 高松市(男木島) 男木島集落 石垣路地 幅1〜2mの路地 明治〜戦後 島の急斜面に展開する自然岩・石垣と路地の組み合わせが島の風土を感じさせる 香川p299
追加 女木島のオオテ めぎじま 高松市(女木島) 東浦集落 石塀(安山岩、花崗岩) 最大高4.2m〜1.9m(最多3m、19ヶ所) 明治〜昭和29 東浦付近の特異な気象(冬季の局地的強風「オトシ」)を防ぐための防風壁=海岸沿いに連続して立地/宅地ごとに形態が異なる 香川p297
変更 三架橋 観音寺市 RCタイドアーチ(下路) 四国で唯一の多連のRC下路アーチ/アーチが波状に連続し美しい/高欄も保存されている /香川p201/百名橋p202/歴橋p153
追加 伊吹島の漁港施設(防波堤) いぶき 観音寺市(伊吹島) 伊吹真浦漁港、伊吹北浦漁港 石防波堤(砂岩・安山岩) (真浦・3号)高約4m、(真浦・4号)長86m、(真浦・6号)長約60m、(北浦)長157.4m 明治初→昭和20改修(真浦)、明治35→昭和11改修(北浦) 粗い加工度の石材を不定形な谷積にした素朴な防波堤 香川p87
追加 室本漁港 防波堤 むろもと 観音寺市 室本漁港 石防波堤(砂岩・安山岩) (2号)長42m、(3号)長62m、高4.7m 昭和10(2号)
昭和11(3号)
3号:美しく弧を描く2段の(やや巻石風)防波堤 香川p91
追加 観音寺市水道局(旧)ポンプ室 かんおんじ 観音寺市 観音寺市水道局 RC建造物(ろく屋根) 昭和12→昭和55閉鎖 ロマネスク風の半円アーチ窓列(半円部に「水」のマーク) 香川p258
追加 大屋冨の石橋 おおやぶ 坂出市 一般道/高屋川 石桁(花崗岩) 長21.47m,S3m前後(7G) 大正〜昭和戦前期 梁・橋脚とも石造(路面はアスファルト舗装)/干拓地の風景 香川p196
追加 坂出港 護岸 さかいで 坂出市 坂出港<東大浜塩田> 石護岸(花崗岩、谷積) 昭和12〜20 貴重な塩田遺構の1つ 香川p215
変更 鍋島灯台 坂出市(鍋島) 石灯台 燈A /香川p224
追加 津田川橋 つだがわ さぬき市 一般道<国道11号>/津田川 RC桁 長63.2m,S約12m(5G) 昭和10 県下で最も装飾的なRC桁橋/親柱: 4本柱の上で砲弾型の飾り、高欄のアーチ開口部→表現主義 香川p208
追加 鴨部川水系の(砂防)堰堤群 かべがわ
(おおがらくたに)
(じごくだに)
さぬき市 鴨部川,大ガラク谷,地獄谷 練積C堰堤 (鴨部川3)高6.5m,長30.0m
(大ガラク谷1)高7.3m,長25.0m
(地獄谷2)高4.85m.長14.7m
昭和 5(鴨部川3)
昭和 6(大ガラク谷1)
昭和13(地獄谷2)
昭和期の谷積堰堤でありながら、やや不規則な石組みパターンを花崗岩の精緻な加工で見せる→全国の他所の砂防堰堤とは一線を画する/流路工が一体となって良好に保存 香川p238
変更 岩崎隧道(旧)岩崎トンネル 善通寺市 煉瓦トンネル(石ポータル) 参宮電鉄の唯一の残存構造物 香川p232/廃線Xp133
追加
変更
善通寺駅舎,跨線橋 ぜんつうじ 善通寺市 JR土讃線 木建造物(切妻屋根→寄棟屋根)、鉄骨(古レール)製プラットトラス 大正11改築(駅舎)→平成3屋根改修、大正11(跨線橋) 国登録 木骨風の車寄せ/軍の駐屯地だったため立派な駅舎/駅舎からプラットホームまでワンセットで残る/レールは山陽鉄道の再利用 香川p153/駅舎再発見p11・117
追加 口船隧道 くちふね 東かがわ市 一般道 石トンネル(石ポータル、砂岩) 長80.8m,幅4.2m 大正 4頃 総切石造の道路トンネル/楯状迫石+笠石+帯石 香川p192/マフ巻隧道探検隊
追加 波節岩灯標、石蔵(旧)脂油庫 はぶしいわ 丸亀市(広島) 丸亀航路標識事務所 石灯台(円形,御影石)、石建造物(切妻屋根) 高13.0m 明治28 明治期の灯台/石肌露出(無塗装=非常に珍しい)/岩礁上のため円錐状となっている/石蔵:ルスチカ・長手積 香川p230
変更 清水浄水場 緩速ろ過池調整室 丸亀市 RC建造物 半円アーチ窓/壁の上下部で素材が違う /香川p257
追加 (旧)岩屋架道橋 いわや (綾歌)宇多津町 <讃岐鉄道→JR予讃線>/一般道 石拱渠(同ポータル,花崗岩) S2.40m(A) 明治30→昭和63廃線(瀬戸大橋線開通) 石拱渠を含め知られている鉄道用の石アーチは数例のみ/花崗岩の精緻な加工 香川p169
追加 (旧)陸桝塩田,仲桝塩田堤防 おかます、なかます (綾歌)宇多津町 安達川護岸<陸桝塩田,仲桝塩田> 石護岸(花崗岩,谷積) (陸桝)長約370m
(仲桝)長約430m
明治19・23 塩田の周囲2km以上にわたって残る/塩田の遺構は瀬戸内海沿岸でも残り少なくなっている 香川p100
変更 (元)仲桝浜塩田水門 (綾歌)宇多津町 石水門(塩田用) /香川p100/見方土木p71・304
変更 滝宮橋 (綾歌)綾南町 RC開腹アーチ(ヴォールト+板) /香川p202/歴橋p155
追加 陶眼鏡橋 すえ (綾歌)綾南町 県道・府中〜琴南線/御寺川 石拱渠(同ポータル,鷲ノ山石=角閃安山岩質凝灰岩) S3.35m(A) 明治42 道路用の石拱渠は珍しい/楔石: 着物姿で髷を結った男性(?)の浮彫/道路拡幅のため東側のみ残存/石舟眼鏡橋(上記)と強い関連性 香川p194
変更 滝宮駅舎 たきのみや (綾歌)綾南町 琴電・琴平線<琴平電鉄> 木建造物(袴腰屋根) 大正15→外壁改修 入り組んだ屋根(袴腰の大きな屋根)/玄関の軒の張り出しを支える持ち送りが特徴 /香川p157/駅舎再発見p8・144
追加 (廃)唐渡トンネル(伽羅土トンネル) からと (香川)香川町 <塩江温泉鉄道> 煉瓦・C混在トンネル(Cポータル) 長61.15m 昭和 4→昭和16廃止 昭和期の煉瓦トンネルは鉄道としては最晩年/高松側のアーチ部がフランス積を思わせる混合積(目茶目茶に積んだだけかも?)、塩江側のアーチ部がイギリス積という特異な(他に例がない)構造/塩江温泉鉄道の他のトンネルはすべてC巻 香川p185
追加 新川橋梁 しんかわ (木田)三木町 琴電・長尾線<高松電気軌道>/新川 鋼I桁(上路,石橋脚) 長52.61m,S12.19m(5G) 明治44→昭和20に広軌 (米)カーネギー社製のIビーム/階段状になった石橋脚(将来の複線化を前提) 香川p180
変更 (廃)高坂隧道 (小豆)池田町(小豆島) 石トンネル(石ポータル、花崗岩) 59.6m,幅3.03 設計: 亀岡太郎/総切石造の道路トンネル/冠木門型/工事関係者を刻んだ銘板付き /香川p190
追加 遊仙橋 ゆうせん (小豆)内海町(小豆島) 一般道<県道・内海〜ダム線>/別当川 RC桁(連続、井桁橋脚) 長14.7m,S約7m(2G) 昭和 5 親柱・高欄に表現主義の影響/高欄のアーチ形開口部の周囲に迫石張り /香川p206
追加 岩谷漁港 防波堤・物揚場 いわがたに (小豆)内海町(小豆島) 岩谷漁港 石防波堤(東・西)、石物揚場(第四.東・西) (東防波堤)長98m、(西防波堤)長66m 明治〜大正期→昭和26改修 (防波堤)花崗岩の粗い巻石/(物揚場)一部に巨石が残る/改修の跡が大きいが全体として雰囲気を留めている 香川p97
変更 大角鼻灯台 (小豆)内海町(小豆島) RC灯台(八角形)
追加 四海漁港 防波堤・物揚場 しかい (小豆)土庄町(小豆島) 伊喜末漁港、小江漁港 石防波堤(花崗岩)、石雁木 明治初→昭和5(伊喜末)、昭和 9(小江) 両港が合体し、防波堤・物揚場が混在して、泊地が形成(伝統的風景の保存) 香川p94
削除 馬越港 東,西係船防波堤 うまごえ (小豆)土庄町(小豆島) 馬越港 玉石防波堤 (東)長31m、(西)長49m(先端10mC化) 明治中期→昭和30頃一部嵩上げ - 産品積出しの要衝 歴港湾p179・181
追加
変更
唐櫃岡の清水共同用水場 からとおかのしみず (小豆)土庄町(豊島) 壇山中腹の海抜120mの地(十輪寺境内) 湧水の共同水汲み場(扇形,花崗岩) 面積75u 昭和 4 国登録 斜面を活かした階段状の構成が特徴/扇状の用水場/地区の生活の場/石の文化(沖縄以外でこのような施設があることは稀)/香川の名水 香川p260
削除 柞野川(砂防)堰堤 (仲多度)琴南町 練積C堰堤(頂部布積) -
鞘橋 (仲多度)琴平町 木刎(唐破風屋根) 国登録
変更 大宮橋 (仲多度)琴平町 RC桁(連続、石橋脚) 大正期のRC桁/伝統的な和風デザインの高欄(御影石を使用)/大正モダンの桁デザインと石橋脚→和洋折衷の妙 /香川p204
変更 琴平駅舎 (仲多度)琴平町 木建造物(寄棟屋根) 大正11 讃岐鉄道時代から数えて3代目の駅舎/琴平という宗教性を排除したモダンデザインがユニーク/大きな破風をもつ車寄せ=装飾的な構造,○に金のマルコン印/柱のない広い内部空間 香川p149/駅舎p112
追加 中津川橋梁 なかつがわ (仲多度)多度津町 JR予讃線<讃岐鉄道>/金倉川 鋼PG(上路,煉瓦橋脚) 長52.61m,S12.19m(4G) 明治22→昭和3に桁変更(独製→国産) 旧讃岐鉄道に特有なフランス積の煉瓦橋脚(水切石、ポリクロミー使用)/フランス積の煉瓦橋脚は他にも5橋現存 香川p166
追加 多度津港 外港東防波堤,(元)外港西防波堤 たどつ (仲多度)多度津町 多度津港 外港 石防波堤(花崗岩)
(東防波堤: 布積(東側)と谷積(西側),敷石も残存)
(西防波堤: 谷積・巻石)
(東)327m→164m,(西)509m→285m(埋立てられて護岸化) 明治44 明治期の重要な港湾修築事業の状況がかなりの保存状態で残されている稀有な例/近世の重要港湾であった多度津の地位低下を防ぐための一大事業/東西両防波堤ともに素晴らしい 香川p218
追加 堀江港 防波堤,護岸 ほりえ (仲多度)多度津町 <堀江港> 石防波堤,護岸(花崗岩,谷積) (1号防波堤)長26m、(2号防波堤)長31m、(1号護岸)75m 昭和初→平成16の台風で被災(先端崩壊) 小さくまとまって一式が保存された空間,石の積み方に出来不出来があり過去の修復が伺える 香川p223
追加 多度津駅 (旧)給水塔 たどつ (仲多度)多度津町 JR予讃線 煉瓦造+RC貯水槽(円筒状) (煉瓦部分)高7.35m、径4.96m 大正 2頃 イギリス積/窓上部に花崗岩の迫石 香川p163
追加 財田川水系の(砂防)堰堤群 さいたがわ
(じぞうまえがわ)
(仲多度)仲南町 財田川,地蔵前川 練積C堰堤 (地蔵前川1)高3.50m,長12.7m
(財田川7)高2.5m.長59.0m
大正 5(地蔵前川1)
昭和 9(財田川7)
(地蔵前川1)県内最古,割り石,大正期の堰堤としては石組みが雑で、県東部の鴨部川水系とは明らかに異質/(財田川7)川原石の割り石で石表面が丸味を帯びているのが特徴(類似堰堤が並ぶ) 香川p235
変更 土器川橋梁 どきがわ (仲多度)満濃町 琴電・琴平線<琴平電鉄>/土器川 鋼PG(上路,石張りC橋脚) 長229.18m,S12.19m(16G) 多径間の鋼PG(石張りC橋脚)/標準軌使用/開業当時の架線電柱(ボオル結構式四角鉄柱) /香川p178
追加 (廃)江畑隧道(北側) えばた (仲多度)満濃町 廃道<一般道> 石トンネル(石+Cポータル) 長m,幅m 大正 4頃 総切石造の道路トンネル(内部の保存状態は良い) マフ巻隧道探検隊
追加 亀越池 樋管 かめごしいけ (仲多度)満濃町 亀越池土地改良区 石樋管(半円アーチ) 扉幅1.23m(1門)、扉高1.45m 昭和15 アーチ部に楯状迫石を有する石樋管(布積) 香川p331
変更 満濃池 樋管 (仲多度)満濃町 ?樋管→煉瓦樋管→C樋管 (明治 3)→(大正3(煉瓦))→昭和26年度(現行) 国登録 坑口の両脇に高い石柱(昭和26年度=第3期の嵩上げに伴い造られたもの、大正3年の樋管には煉瓦柱があった) /香川p71
追加 紀井橋 きい (三豊)大野原町 国道377号/一の谷川 RC桁(連続) 長73.80m,S12.30m(6G) 昭和 9 高欄: 典型的なアーチ状(開腹アーチ風)開口部 /香川p208
変更 豊稔池堰堤 (三豊)大野原町 玉石C(表面布積)マルティプル・アーチダム(砂岩) 高31.12m,長145m(中央部の長87mが6基のアーチで支持) 昭和 4(竣工式は昭和5)→昭和24補修(南海地震)→平成 6改修・修景 国登録 設計指導: 佐野藤次郎(顧問)・杉浦 翠(形式選定:大正15末に重力式から設計変更された)/日本で唯一の形式/西洋の古城を思わせる造形/アーチ背面はCプロック(石材では加工が困難)/「ゆる抜き」の行事が風物詩として観光化 /香川p67/豊稔池記念誌/土史18p177/土史6p42/日経1990.5.11/日経1995.7.28/探訪n124/水利n299/見方土木p39・40・68・217/業界94-9
変更 猪ノ鼻トンネル  (三豊)財田町
徳島/(三好)池田町
Cブロックトンネル(Cブロック+Cトンネル) 四国で最長の鉄道トンネル/硬質岩盤であったが死者16名を出した難工事 香川p174/小野田 滋
変更 的場橋 (三豊)詫間町 <鋼I桁>(旋回,上路=木床板,石橋脚) 昭和 6→昭和34以前に固定→H16鋼桁撤去・架替 数少ない戦前の可動橋(固定)(現存は跳開4,旋回2,昇降1の7橋)→桁は改変されたので風景のみ保存/上流側にS34のRC下路アーチ 香川p211
追加 (元)詫間海軍航空隊 スリップ たくま (三豊)詫間町 <詫間海軍航空隊> Cスリップ(傾斜面、側面は間知石谷積) (大艇用)40m×40m(3基),(小艇用)145m×40m(1基) 昭和18 水上飛行機の訓練用の施設(昭和20には沖縄方面への特攻出撃基地化),保存状態の良い大型のスリップ/付近の山中にC防空壕群も残り、一帯が軍事遺産として評価できる 香川p325
追加 梶谷橋 かじや (三豊)豊浜町 一般道/吉田川 石刎(花崗岩) 長6.5m(G) 不明 石刎は全国的にも非常に稀/橋台の石垣も風雅 香川p199
追加 箕浦漁港 内港,内港防波堤,外港防波堤 みのうら (三豊)豊浜町 箕浦港 内港,外港 石防波堤,護岸(砂岩・花崗岩,谷積・乱積) (内港)45m×25m、(内港東)長58m、(同西)長26m、(外港東)長166m、(同西)長199m
明治初(内港)→大正 5(内港修復、内港防波堤)→昭和 5(外港) (内港・西防波堤と護岸)最も古い砂岩・割石の乱積構造,常夜灯/(内港・東防波堤)上部は整然とした花崗岩・谷積に改修/(外港)戦後の改修? 香川p79
追加 家浦漁港 一号・二号防波堤 いえのうら (三豊)仁尾町 家浦漁港 石防波堤(第一・第二) (一号)長58.0m、(二号)長430.m 昭和 7→昭和29改修 (一号)港内側に通路を有する巻石防波堤、(二号)通路のない巻石防波堤/ともに形態は美しいが戦後の改修部分が大きい 香川p85
追加 浅津橋 あさづ (三豊)三野町 一般道/浜堂川 石桁(花崗岩) 長20.0m,S最大3.1m(7G) 大正 5 B 高さ2.5mを超える背の高い石橋脚に支えられた多径間の石桁橋は稀/鉄フェンス高欄/近くに6連の第2浅津橋もある/干拓地の風景 香川p197